LIFE !

スキーで内側側副靭帯を完全断裂、大腿骨挫傷等。。怪我から復帰への経験をブログに綴っています。細やかに記した治療記、スキーをする喜び、ロ一ドバイクやSUPやヨガでの体作り、日常など。。

脳のリハビリ

9月9日、クリニックリハビリの
後に診察だった。

医師「しゃがんでみてください。」

しゃがむのは、自信があった。
自分でも、意外としゃがめるな
と、自主リハビリのときに思って
いたからだ。

しゃがんでみた。
何て言われるだろう・・・。


医師が驚いているのがわかった。
ここまで曲がってきていると
思っていなかったのだろう。

私「130度まで曲がってきました。」

診察前のクリニックリハビリで、
PTさんが130度まで曲がったと
医師に言っていいよと言ってくれた。

120度。膝を斜めに強引に押し込んで
130度。よし、いった!!


私「130度まで曲がってきました。」

医師はびっくりした顔をし、

鋭い、力強い目で私の顔を凝視して、
ニヤッっとした。

毎回、クリニックリハビリの帰りに、
医師は来院した患者1人1人に
手渡しで診察券を返していく。
リハビリだけのために来院した
患者にもだ。

そのたびに、何度まで曲がったか?
130度をめざせ、130度を越えろと
叱咤激励されていた。

時には、リハビリが足りないと怒られ、
時には、焦りがでるほどリハビリを
行わなければいけない現状を
思い知らされ、気持ちを誘導されて
もいた。

私の、仕事・クリニックリハビリ・
レーニング室での自主リハビリの
トライアングル漬けの生活の
サイクルが出来上がるまで、
医師やPTさんは、まるで私の生活が
見えるかのように厳しく導いてくれた。


先生、130度までいったよ(^_^)。

そう医師に報告できたのが、
うれしかった。

医師「大丈夫だ。大丈夫だよ。もう6ヶ月だな。」


これからの私は、脳のリハビリ。

私の脚は、もちろん膝関節の不安定や
脛骨の向きなどの問題があるので、
そのせいもあるけれど、

脚が、曲げてくれるなと拒否を
している。脚の硬直がある。

私「なんでこうなってしまうの?」
この頃の私の口癖。
自分にもわからない。

まだ半年。いまならまだ間に
合うらしい。
でも、これが一年、二年と続くと
硬直はもとには戻らない。

私は大丈夫。
もう怖くないよ。痛くないよ。

脳に教え込む。
これからのリハビリは、
脳も加えていかなくちゃ。