LIFE !

スキーで内側側副靭帯を完全断裂、大腿骨挫傷等。。怪我から復帰への経験をブログに綴っています。細やかに記した治療記、スキーをする喜び、ロ一ドバイクやSUPやヨガでの体作り、日常など。。

芸術の秋

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指輪、腕時計、マニキュアはとって。

口紅もダメ。

待っている時は、手の親指は内側に入れて。

器は正面を避けて。

それから・・・。

気を配ることは沢山

この日曜は、いつもの休日と違う過ごし方をしました。

昨日、どこかの山で夕暮れ時に迷子になっていたのは誰だったかな

いつもの休日のトレーニングウェアから、今日はワンピースに着替えて。ヒールの高い靴、ハンドバックには懐紙とお扇子と楊子。そして、ちょっとおすまし顔。

今日は県の芸術祭茶会に出席

いろとりどりの着物を着た女性達が、お茶席で細やかに動いていました。

おもてなしの心。

道具を大切に重々しく扱う心。

お点前を見たり、彼女達に接していると、失いかけていた何かを取り戻すような感じがして、今日は出席してよかったと思いました

お茶席は3席も回りました。各茶席のおもてなしの心配りを感じます。

一席目、中学生の女の子達が緊張しながらお茶を運んでくれました。ベテランの先輩達に指導を受けながら。この席の和菓子の名は、「紫式部」。秋の植物である紫式部をイメージしたお菓子。淡い紫色に、鮮やかな青い模様を入れた、若い職人さんが作った現代的なデザインのお菓子でした。

二席目、皆さんベテラン揃い。お道具の説明を詳しくしていただき、ちょっとした美術館の様。この席の和菓子の名は、「残菊の香り」。今の季節は残花を飾ります。古典的な菊の形で、あまり甘くなく、香もかすかに香る品のいい和菓子でした。

三席目は・・・あら?お菓子がなかなか口に入っていかない。美味しく感じない。中のあんこの味が濃いし、う~ん・・見かけもあまり手をかけていない感じ。あまりいいお菓子ではないのかもしれない。前の二席が良すぎたのかもね・・




・・・いえいえ、続けて3個も和菓子を食べたので、単にお腹がいっぱいなだけでした

スポーツの秋、芸術の秋。そして、食べ過ぎに気がつかない食欲の秋でもあります。

写真は、金閣寺銀閣寺の住職、有馬頼底氏のお軸