怪我でスキーができない日々

怪我が原因で、大好きなスキーができない。　

 

そんな経験、へなちょこスキーヤーの自分がすることになるとは思わなかった。

 

友人がマラソンの大会を間近に控え、過剰に練習をしていた。はたから見ても、やりすぎているなと感じるほど。

 

彼女に「ちょっと異常だよぉ～、練習しすぎぃ～。」と警告を発していた自分。案の定彼女は捻挫した。

 

自分もそう。　肉離れ。

気持ちが先走る。　体も動くし。　楽しくて面白くて仕方がないんだもの。

スキーシーズンは短い。悔いのないよう滑りたい。自分では、滑走の間に十分休みをとっているつもりだった。

 

腹八分だと、練習している気がしない。サボっている気がしてしまう。無理しないようにと思っても、でも・・・でも・・・ってゲレンデを目の前にして無理してしまう。

 

振り返ると、そんな自分が見えてくる。　あの時は見えなかった。

 

まだ軽症だから、一か月スキーしなければ再び復帰できる。

だからまだ悲しみというほどではない。

 

本当にスキーができなくなったら、どんなにつらいだろう。

スポーツ後の体のケア、こんなにも大切なことを感じた。

 

医者に言われるまま真に受けて足を休ませているけれど、実際のところどうなのだろう・・・。

怪我をおしてでもみんな滑ってしまうのだろうか。こんなトップシーズンに一カ月も休む

なんてバカかな、私。と、悪魔がささやいたり。

 

・・・いやいや、足はしっかり治すんだ。　まだズンッて足が痛いし。2度目の肉離れからまだ2週間弱だもの。と、はやる気持ちにブレーキをかける。

 

そんな心の葛藤の毎日。