小田代ヶ原に湖が出現した!と噂になっているので、山歩きしながら、見に行ってきました。
戦場ヶ原から小田代ヶ原へ・・。穏やかな起伏のある地形は、急な斜面を上り下りするよりずっと楽しくて心地いい。
頬には柔らかい風。
青い空には流れる雲・・。
陽にあたって輝く青葉。
あぁ・・気持ちいいっ。
そして、聞こえるのは・・・パトカーのサイレン。奥日光には似合わない音
良い天気のせいか、車やバイクがとても多かったのです。こんな良い日は、戦場ヶ原のあのまっすぐな道路を、すごい早さで走りぬけたくなるのでしょうね。
ずんずん歩いていくと、遠くにさざなみ立っている水面が見えてきました。
あれだ!
息をひそめて、音をたてずにそっとカメラを構える。息をのむ、そんな静かな感動を覚えました。
木道のすぐ下まで水が来ていて、沈んだ植物をよく見ることができます。人々は、不思議そうに、心配そうに覗き込んでいました。
この水の量、ずいぶん多くの激しい雨が降ったのでしょう・・。
人々は、バス停前の小田代ヶ原入り口あたりに腰を掛け、今度はいつ見ることができるかわからない幻の湖の眺めながら、美味しそうにお弁当を食べていました。
穏やかな晴れの日に、小田代湖を見ることができました。そして、この夏の大雨での各地の被害を思い返しました。
夢中で歩いて、戦場ヶ原から小田代、赤沼へ。今回は早足だったかもしれません。ゆっくり景色を眺める気持ちの余裕がなかった。
少し後悔。途中、気がついて歩みをゆるめた時もあったのですが。
以前より体が疲れなくなっていると感じたのはうれしかったです。