空が、いつも変わらない景色に
表情をつけてくれる。
肌に触れる空気は、
なんだか湿っぽくて。
栗の花の匂いが漂ってくる。
嫌いな匂い。
ランナ一の息づかいや
足音が近づいては通りすぎる。
ノルディックウォ一キングの
ポ一ルを引きずる音だけは、
常に自分の側にある。
今日もノルディック
ウォ一キング(略:NW)。
NWの成果が体に出てきた。
上半身の特に胸から肩、腕が
しまって細くなり、
ついた筋肉が美しく体を
形作っていた。
背中もすっきりしている。
効果を目の当たりにすると、
俄然やる気がわいてくる。